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  • sakura-tokyo

#13 おっさんだからこそ

先日、少し刺激強めでペーソス(個人的な悲哀)を感じる出来事がありました。

今回はその出来事ではなく、その時に僕が感じたことをここに記そうと思います。


これは僕がなんとなく日ごろ考えていることでもあります。

でも決して実践できているわけではなく、とても偏った考え方なのかもしれないと思いつつも、自分自身のために書いてみたいと思います。



僕たちは仕事をしていても、普通に生活しても、他者と関わって生きていかなければならないので、多かれ少なかれ自分自身の変化を求められます。

それは年齢に関係なく等しく求められるものだと思います。

僕に当てはめてみると、年齢を重ねた今の方が若い頃より柔軟性が失われているので、意識して実践しなければならないと思っています。


但し、どんなに頑張って変化を試みたとしても、そうそう変われるものでもありません。

自分自身で変わった!と思ったとしても周りの人たちはそれを認めてくれないでしょう。


これは悪い評判や評価を取り戻す工程にとても似ていると思います。


例えば悪い評判を数字で表すとして、積み重なった評判が「-10」だったとします。

そこで心を入れ替えて頑張って「+2」の行動を起こしたとします。

それでも現状は「-8」です。

更に頑張って「+2」を続けても「-6」

自分では変わったと思っていても、マイナスが無くならない限り周りは認めてくれません。


ここで一番重要なことは諦めないこと。


諦めずにプラスの行動を続けていると、いつの間にか数字は「0」になり

やがてプラスに転じて行きます。


そこで初めて周りは変わったと認めてくれるものだと思います。


「継続は力なり」

昔の人はいいこと言いますね。


こういった評判や評価よりも、変化はもう少し多くを求めてきます。

時代によって変わる価値観に対応することも求められると思います。

長く生きているとそれは実感として目の前に立ちはだかります。


もちろんそれから逃げることはできます。

但し、逃げ続けることができるとは限りません。


おっさんになった今だから言えることでもありますが、これは「責任」というものにも似ていると感じます。

「責任」は他者と関わって生きていく限り、要所要所で降りかかってきます。

仕事だけではなくプライベートでも、年齢を重ねる毎に少しづつ負わなければならない状況が増えてきます。

それでも逃げ続けていると、やがてどうしても逃げられないような状況で、とても大きな「責任」が襲い掛かってきます。

最後は盛大な「しっぺ返し」を食らうことになります。


だからその前に、僕は自分からその責任を掴みに行くことにしました。

その方が自分でコントロールできるくらいの状況である可能性が高いし、今後の訓練にもなります。逃げきれず盛大に失敗するよりは、その方がまだ恥ずかしい思いをしなくて済むと思ったからです。


これは「早い・遅い」の問題ではなく、「今更できない」という問題でもありません。

「逃げられないからする」という単純な話だと思います。

自分自身の変化も同じです。


そういった変化の中には「配慮」も含まれると思います。

世の中はプレーヤーが常に変わって行きます。

特に最前線の現場は、その時の若い人たちが汗をかいて引っ張って行きます。


若い頃は価値観を共有して共に汗をかけばよかったことが、年齢を重ねるとそのバランスが崩れてきます。

いまだ同じ価値観同士でつながっていたとしても、最前線で汗をかいている今の若い人たちは違う価値観を持っているかもしれません。


その際どちらが変化するべきなのでしょうか?


その状況を改善したいのであれば、僕は自分が変わるべきだと思っています。

実践するのは大変です。面倒です。

でも他者に強要することはできませんし、自分に対して強要されたくもありません。

できることは自分の意志で自分を変えることだけです。


ただその変化はどこで相手に認められるかはわかりません。

だからまずは相手の価値観に配慮した行動を起こすべきだと考えます。


実現したい理想があるとします。

その理想に少しでも近づくために変化が必要だとすると、理想以外は全て些末なことです。

変化を受け入れない理由はありません。

プライドというものはTPOをわきまえなければならないと感じています。

プライドより優先順位が低い理想だとしたら、それは本当の理想ではなく隠れ蓑に使っているだけだと思います。



なんだか意味不明なことを偉そうに書いてますがw

僕は基本自分に甘く、辛抱強くない人間です。不器用なのも自覚しています。

それでも残りの人生少しでもかっこよく生きたいな~なんて思っています。

まぁナカナカかっこよくは難しいので、恥ずかしいことを少しでも減らいたいな~あたりが無難でしょうか?


そんなことを考えさせられた出来事でした。



文責

桜栗英人

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