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  • sakura-tokyo

#4 雰囲気を伝えるのって難しい

僕がこのブログを書き始めたのは、知り合いに読んでもらう為ではありません。

見ず知らずの方々に向けて書いています。

ブログはTwitter等と違って、置いておけば遡って読まれることが多いと理解しています。

閲覧数が少なくてもピンポイントに届けばいいなと考えて始めました。


大事な理由のひとつは会社の雰囲気を感じてもらう為です。

個人の趣味や思い出話を読んだって、場の雰囲気なんて伝わることは無い。

というのも分かります。


でも雰囲気って伝えるの難しいじゃないですか~

特にうちみたいな小さな会社だととても難しいのです。


募集広告等にアットホームな雰囲気と載っているのを見かけますが(弊社も載せてます)

なんかうそ臭くないですか?

もちろん何となく共通した雰囲気というざっくりとしたものはありますが、各個人の係わり方でずいぶん違って見えますしね。

いい雰囲気アピールも気恥ずかしく感じます(それでも募集広告には載せますけどw)

煽って意識高い系も僕のキャラではありませんしw


そう、キャラです。


僕のキャラクターを出せば、なんとなく雰囲気が伝わるのではないかと考えたんです。

雰囲気なんて流動的なものは捉えどころがなくて書けませんが、自分自身のことなら書くことができます。

ゆるいおっさんがいる会社、というのもひとつの雰囲気ですよね?

雰囲気は人が作る。

本当はもっとかっこつけて、普段使わないような格調高い文章や横文字を使ったポエムを置いときたかったんですが、浅学な僕には難しかった。残念です。


どんな話題にしろ僕のキャラクターが出るような文章を置いておけば、それも雰囲気を伝える手段のひとつだろう、と浅はかに考えました。


アニメスタジオなので、最初はアニメの話を書こうとも思ったのですがやはり難しかった。

いろいろ大変なんですよ~って苦労話なんかウケるんでしょうが、その原因をたどって行くと誰かが不幸になりかねない。

たとえ発信者にそんな意図が無かったとしても、書かれている原因は自分のことではないかと思ってしまう人が出てきます。

(人柄がよく仕事ができる人ほどそう感じるような気がします)


自身の技術の足りなさ等は話しやすいですが、僕はアニメーターではないのでそんな話が面白いかと問われると、関心を持たれる話でもありません。

特に僕たちは下請けなので作品の内情は話しづらいですしね。

なのでジャンルに拘らず書くことに決めました。

例えば僕のブログを読んだアニメーター志望の方が、少しでも緊張せずに応募してきてくれたら目的達成ですw


気になっていることがあるんですが、他社さんは面接はどのようにしているのでしょうか?

制作はある程度分かるのですが作画は?

画力は見れば判断はつくと思いますが面接はどうしているのでしょう?


作品の好みや将来の展望、業界を志した切っ掛け等、聞くことはそれなりにあると思いますが、なにをもって判断しているのでしょうか?


作画と制作、両者への判断基準は違いますが、応募する側からすると自分自身をプレゼンして自身の熱い気持ちを伝えることが核になると思います。


僕は面接に関して勉強したことも無いですし、本も読んだこともありません。

ハウツー本を読んでこの質問でこの方面の適性を見るんだ、みたいなことも言われたことはありますが、そんなこと言われると益々見たくなくなる天邪鬼ですw


人の可否を決められるような大した人間でもない、ということは重々承知の上で立場上判断しなければならないのでいつも自問自答はしています。

まあ吹けば飛ぶよな極小スタジオなのでw

応募してくれるだけで感謝、という気持ちだけは忘れないようにしています。


個人的に心掛けているのはプレゼンするのは応募者だけではないということです。

こちらも自社をプレゼンすることを心がけています。

自社のいいところ、ダメなところ、できること、できないこと

今はできないけど将来的に目指していること

もし、一緒に頑張ってくれたら共に大きくなって行きたい等

まあ、なかなか世の中上手く行きませんが挫けずに続けて行きたいと思っています。


制作の面接で心掛けているのは、会社の看板と自分の看板を混同しないことを話します。

僕たちは極小なので、そもそも会社の看板なんかはありませんw

自分という看板で仕事ができることが一番肝心です。

一番不幸なのは会社の看板を自分の看板と勘違いすること

自分の看板で仕事をしていると必ず人はついてくると思います。

・・・多分w

人間関係でも思わぬところで助けられたりします。


大きな看板であってもこの業界ですからたかが知れています。

(決してディスっているわけではないですよ!心構えの話ですw)

どこで放り出されるか分かったもんじゃありませんからね。

個々が自分の看板で仕事ができるようになって、そういった連中がまとまって頑張って行けたら・・・僕たちも次の展開が見えて来ると信じています。


作画の面接では僕は人柄だけを見るようにしています。(役割分担しています)

アニメーションは一人では作れないので周囲との関係性の重要さも話します。

みんなによく注意されるのですが、僕の面接は殆ど僕が喋って終わってしまうってw


僕は面接時、以下のように考えながら話しています。

・どちらも自分自身をプレゼンして相手の反応に耳をそばだてる

・どう考えても応募者の方が緊張している

・会話の間が空くと緊張するし、なにかありますか?と聞いても咄嗟に思い浮かばない


僕としては間を空けすぎない、考える時間を作る、ということで話しを繋ぐと、いつの間にか僕だけが喋り続けているという本末転倒な状況が生まれますw


どうなんでしょう?

いいんだか、悪いんだかよく分かりませんがw

取り合えず現在、僕の回りにいる子たちはいい子たちばかりです。

これは自信を持って言えるので、まだやり方を変えなくても大丈夫ってことですかね。

確実に面接術としては間違っていると思いますがw


ん?

こんなこと書いてしまって面接する時に話すことが無くなってしまうのでは?

と、いま気付きました。

まあ取り繕ってもしょうがないので同じこと喋ってもいいかw

他社さんでの面接の参考にもならないようなものを書いてしまいましたが、変な人もいるってことでお許しを。


文責

桜栗英人

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#8 春休みの読書感想文

先日クローゼットの入れ替えのため、コットン製のシャツを出した際にふと思い出して数十年ぶりにw 読み直した短編小説の読書感想文です。 「オメラスから歩み去る人々」 作者はゲド戦記でお馴染みのアーシュラ・K・ル・グィンです。 「風の十二方位」という短編集の中の一編 久々に読み直したところ、なんとなく個人的に新しい気付きがありました。 この作品は作者本人による前文というか解説文というか・・・ それを除け